ブームに乗り遅れた話題で申し訳ないんですが、今さらながら、「13歳のハローワーク」の照明話を。遅ればせながら。
世の中のいろんな職業を、一冊の本に分かりやすくまとめたとして、書店で売れ行き好調だった「13歳のハローワーク」ですが、「舞台照明家」という職業がちゃんとここにも掲載されています。
「ステージが好き」という舞台好きの人のための項目のなかにひとつと、「音楽が好き」という項目のなかにもひとつ、照明家についての記述がありました。
短い文章ですが、なかなか的確にコメントされていて面白いですよ。
たとえば、「(照明家協会の)資格制度もあるが、現場ではほとんど意味をなさない」だとか、専門学校は云々......とか。
それは置いておいても、照明家の立場として、会社に所属してどうのだとか、フリーでどうのだとか、照明家として「働く」ことについて、しっかりコメントしてあるというのは素晴らしいですね。村上龍もよく調べたもんだと感心しました。
それにしても、私も中学生時代にいくつか「職業」の本を見たことがありますが、「舞台照明家」についてだけ書かれた本ってないですね。多少高くても売れると思うんですが、どなたか中学生向けに「舞台照明家になるには」とかいう本書きませんかねぇ? 他人任せすぎでしょうか?(笑)
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