応用
実際の現場で
本番で卓を操るときには、あらかじめリハーサルなどで作ってメモっておいた明かりを再現することになる。そのために、各シーンの明かりのレベルを示した表(キューシート)や、段の選択を示した表を用意すべきだろう。
さらに詳しいことは、高校演劇界の裏方の名著「ザ・スタッフ」をご覧いただきたい。
また、参考に、私が高校時代に使っていたキューシートのサンプルをダウンロード出来るようにしておく。
【LINK】ザ・スタッフ舞台監督の仕事
【DownLoad】キューシートサンプル.pdf
その他
調光卓には、先に示して説明した機能以外にも、フラッシュボタン、グループフェーダー、フリーフェーダーなどいろいろな機能がついている。しかしこれらは、先に説明したものを完全にマスターすれば何となく仕組みもわかってくるだろう。まずは基本を覚えて欲しい。
また、記憶卓でのシーンのメモリーの仕方もここで書きたいところだが、各メーカー、機種ごとに若干ずつその方法も違うのでなかなかそれも書きにくい。しかし、基本はプリセットで明かりを作ってどこかのボタンを押す、というような単純なものばかりなので、小屋付きの方などにお聞きすれば大体理解できるであろう。