続きまして、全国大会3日目レビュー。
2015/8/1、滋賀県ひこね市文化プラザにて。
なお、ここで書いていることは国立劇場出場時の明かりとは異なりますのでご注意を。
■富山第一高校「高校生なう」
照明的にはあまり派手なことはやっていませんでした。教室セットですがパネルもとても簡素でしたね。それでも空間の区切りはできるので、こういうやり方もありです。
プロジェクターはどセンターに置いていたようです。
■水口東高校「ミーティングから始めよう!」
なぜかホールの非常灯がついた状態で幕開きしました。なぜでしょう。
道具はたいしたことのないものが並んでいましたが、照明はいろいろとチャレンジをしていたようです。ソースフォーで木漏れ陽明かりを中途半端に入れていたようですが、、ボケていて、あれはなんだったのでしょうか。
そして下手のテントの屋根にプロジェクターで映像を流していましたが、ほぼほぼ見えない状態だったのは残念です。
エンディングでは、神奈川大付属と同じような雰囲気で、バックからのパーライトで主人公たち2人を浮かび上がらせる、という明かりでしたが、神奈川大付属と違ってしっかりと2人の顔をとっていました。美しい明かりだったと思います。
というわけで全国大会関係者の皆さんおつかれさまでした!
個人的には、この大会期間中、高校演劇にも詳しいけれど高校生はきっと存在を知らない舞台照明界の某大御所と、連日あの明かりはあーだこーだと意見交換することができ、自分が考えていたことと大御所が言っていることが一致していたときなど、ほっと安心しました。お芝居は、誰かに言われたからそれが正しい、ということは決してないですが、経験値のある方の含蓄は心に止め置きたいものです。
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