第27回全国高校総文祭演劇部門、第49回全国高校演劇福井大会の観照記。
とりあえず基本仕込みの解説から。といっても、私は出場校関係者でも実行委員でもないので、手元に正確な仕込み図があるわけではなく、客席で灯体を見ながらメモったものなので不明点ばかりですが...。
まずサスバトンから。地明かりとして、3つのサスバトンにそれぞれ6灯ずつナマと#72が入ったフレネルが吊ってあります。6灯はそれぞれ、上、中、下で回路は別れていると思います。そのほか、1サスと2サスにはナナメが2色ずつあります。基本色はナマと#78か何かだと思いますが、これは各校ごとに結構色変えをしていたのでどれが基本仕込みのものなのかよくわかりません。
地明かり以外には、パーライトやエフェクトマシンやエリスポ、平凸のスポットライトなどが吊ってありますが、各校ごとのものでしょう。合計で、舞台上には照明の吊ってあるバトンが6本あるのではないかと思いますが、どれがサスバトンでどれが立ち上げたりしているのかはちょっとよくわかりません。ボーダーからボーダーハンガーでとっているものもあります。
フロントは、上手下手ともに、ナマが3灯ずつ、アンバーが3灯ずつ、ブルー(#78か)が3灯ずつ、花道ネライのナマが1灯ずつあります。もしかしたら上手側なんかには他にもネライがあるような気もします。
シーリングは、よく見えなかったのでよくわかりませんが、各校ごとのネライのほかにはエリアごとに区切ったものがあったはずです。
SS、フロアの回路はいくつ使われているのかよくわかりません。
フォローピンスポもいくつか用意されているようですね。
調光室はどうやらフロント部屋の近所のようです。たぶん舞台すべてを視界に収めることは不可能な、使いにくい調光室の代名詞のようなところです。
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