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2003年7月 1日
役者時代の甘酸っぱい思い出「きっかけ編」

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7月になりました。7月下旬、夏休みに入ってすぐに、私の出身地区では地区大会があります。他ブロックの方からすると意外かもしれませんが、これが来年の8月の全国大会にまで繋がる大会です。(ちなみに私の出身は中部ブロックの愛知県です。)

もうすぐ後輩も地区大会だなぁと昔のことを思い出していたとき、ふと、照明に関わる重大事項を思い出しました。
私が高校1年のとき、私は大会でなんと役者をやっていました。といっても台詞なんて3つぐらいしかなかったような気がしますが。で、自分の登場するシーンが、暗転した後のシーンだったのです。
そして本番中、自分の出番の3分前に思ったことがありました。「暗転した後、すぐ舞台に出て良いのか? それとも、明かりが点いてから出れば良いのか?」
なんとそのとき、いわゆる場当たり、きっかけ稽古をまったくやっていなかったのです。そういう稽古をすべきだという認識さえなく、板付きなのか影板なのか分かってなく、本番中に気づいたのでした。

私の在籍していた部活はいわゆる弱小演劇部で、指導してくれる顧問もOBもいず、手探りでやっていたためそんな事態になってしまったのです。
こんな根本的ミスをやってしまう学校なんて滅多にないとは思いますが、ぜひ皆さんの学校ではしっかりきっかけ稽古をするようにしましょう(笑)。

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