先日、あるホールに行ったらそこの調光卓があまり見ないタイプのものでした。
完全なCPU卓で、単純にマニュアル操作で扱うことはほぼ不可能というようなやつなのです。
まぁ別にそれはそれで、その卓の扱い方がとても難しいというわけではないので良いのですが、どうにもこうにも、実は「ザ・スタッフ」に載っているCPU卓の記述がまさしくこういったやっかいな卓についての記述なんですよ。
「ザ・スタッフ」にはCPU卓、メモリー卓とはこういうものだ、という記述がイラスト付きで紹介されています。プリセットフェーダーが無いやつですね。が、これは間違いでして、最近ではマニュアル操作が3段プリセットなどで出来て、さらにメモリーも出来るといった類のものも多くあります。「ザ・スタッフ」が書かれてからもう随分経っているので仕方ない面もありますが、そういうことなので、新しく使う小屋の卓がCPU卓と聞いてびびらないようにしましょう。
- Newer: 持ち込み機材について考える
- Older: 貧乏演劇部の校内公演とか