ネコでもわかる照明の部屋 - 舞台照明

地区それぞれの特徴について

いろいろな地区の大会を見ていると、良い意味でも悪い意味でも地区ごとの特徴というのが見えてきます。
特に裏方関係に関しては、1時間のお芝居を見ているだけで特徴がすごくよく出てくるんですね。演技などに関しては、わりと自由に裁量が効くという面があるのかなと思うんですが、裏方に関しては比較的情報摂取ルートが少ないため、影響を受ける対象が同じ地区の他校ぐらいしかないという状況に陥りやすいのでしょうか。

私は1月に北関東大会に1日だけ行ってきたんですが、ここで感じた照明の特徴は「ホリゾントをあまり使わない」ということでした。もうあまり記憶は定かではありませんが、大黒幕を開けてホリゾント幕にしていたにも関わらず、ホリゾント幕に何も明かりを出していない学校が目に付きました。たまたまこの大会に出ていた学校がそういう学校ばかりだったのかもしれませんが...。
ホリゾントというのは簡単に明かりをころころ変えられて便利な反面、あまりやりすぎると見栄えが悪いという話もあるため、そんなに使わなかったのかなぁと思ったんですが、逆に何も明かりを入れないホリゾント幕というのは格好のハレーションの道具と化してしまい、もっと見栄えが悪くなると思いました。

いろいろな地区の大会を見てまわると、発見がたくさんあって面白いかもしれませんね。
今日のコラムは、主旨がはっきりしないような気がするので、このテーマについてはまたもう一回書きます。

貧乏演劇部の校内公演とかへ進む


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