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教室や会議室に照明を(3)

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調光機・卓の確保

トライダックを使う

灯体を用意し、吊り位置も用意しても、明かりのゲージを調整する調光機、調光卓が必要である。一般的なホールでは、ユニットと呼ばれる調光機に灯体が接続されており、それを調光卓から信号を送って制御する形になっている。ユニットは普段お目にかかることはないだろうが、光量を実際に調節しているのがこの機械なのである。
教室公演においても、このユニット(調光機)と調光卓が必要なわけだが、よく使われるものに、調光機と卓が一体になったものがある。平行からも電源がとれる「トライダック」と呼ばれるもので、東京舞台照明で販売されているし、レンタル出来る業者も多い。このトライダックは一台(1ch)で2kwまで制御可能だ。
なお、LED灯体の場合は、一部を除いてこのトライダックは使えない(フェードができない)。
【LINK】東京舞台照明トライダック

調光機を作る

調光機・卓一体型のものを自分で作ってみるのも良いだろう。
手っ取り早い方法として、ホームセンターや大手家電販売店などに、コネクタなどと同じように売られている、東芝や松下の家庭の壁埋め込み用調光機を工作する手がある。これなら複雑な知識なしに作れてしまうだろう。
しかし、こういったものは結構な値段がするので、どうせなら舞台照明専用として一から作成する道も考えたい。文系の管理人にはいまいちよく理解出来ないが、下のリンクに紹介するサイトを参考に、理系の先生に手伝ってもらって作ってみよう。
【LINK】貧乏な地方劇団のための演劇講座
【LINK】秋月電子通商

まとめ

近所の照明家さんに聞く

大会で使うようなホールには、普通は「小屋付き」と呼ばれる民間の舞台業者の担当者が入っている。照明担当の小屋つきさんと大会のときなどに仲良くなっておけば教室公演でどうしたら良いかなどのアドバイスももしかしたら受けられるかもしれない。質問もしやすいだろう。特に、機材を借りようとしたときにそういうツテがあるととても便利である。
普段、ホールで公演をするときには小屋付きさん達が危険がないかどうかチェックしてくれるが、教室公演ではそのチェックがない。照明に限らず舞台はとても危ない場所であるから、その危険を防止する意味でもプロの方に教えを請うのは大変有意義なことである。
最後に、インターネット上で価格リストを掲載している照明機材レンタル会社のリンクをはっておく。ただ、照明業界は何だかんだ言ってアナログな世界なので、これらの価格も交渉次第でどうにでもなる(気がする)。
【LINK】東京舞台照明
【LINK】HEART-S
【LINK】六工房
【LINK】ジュリエット

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